2016年8月19日金曜日

NEXUSVII. SPECIAL COLLABORATION MODEL CONVERSE PRO LEATHER 40th.ANNIVERSARY











"NEXUSVII."15周年記念のスペシャルプロジェクト第2弾は

誕生から40周年を迎えるCONVERSE  『PRO LEATHER』とのコラボレーション。

こちらをローカットモデルをベースに"NEXUSVII."らしいスペシャルモデルに仕上げています。


















実際にCONVERSE社が当時、米軍へのトレーニングジムシューズを納入していた実績も考慮し

"NEXUSVII."らしくもある『ミリタリーオフィサーGYMシューズ』というコンセプトでデザイン。

まず、サンプルを4回も作成する程こだわった

オリジナルにはない6㎜仕上げの細いパイピングテープ。

部分によっては6㎜幅の中に2本のミシンを落とすなどの高い難易度をもとめましたが、

CONVERSEの技術で見事に素晴らしい仕上がりとなっています。

オリジナルには付くタンの部分のネームも今回はミリタリーコンセプトに合わせて

目立たないクリアの素押し仕上げに。

メタルアイレットもオリジナルのPRO LEATHERでは無いディテールですが、

40年代のミリタリートレーニングシューズで採用されていたブラックラッカー仕上げの物を採用。

使用するシューレースの幅にもこだわり、化繊シューレースだと起きづらい褪色を表現する為、

あらかじめシューレースの色味に落とし込んでいます。




















今回のPRO LEATHERのコラボレーション企画がスタートする際に

CONVERSE社へ念入りに確認したのが、この『シェブロン&スター』と称される

このモデルのもっともシンボリックなパーツの1stモデルでの復刻。

中でも『スター』に並ぶ『シェブロン』と呼ばれる『くの字』方のパーツの形状は

誕生した翌年にはマイナーチェンジしてしまったのですが、

この最初の1976年にリリースされたPRO LEATHERの1stモデルの頃の『シェブロン』が

デザイナー本人が個人的に一番恰好良く感じています。


『スター』に関してもこだわりが詰まっています。

これまでのCONVERSE市場でも記憶にない、いわゆる『一筆書き』でのステッチワークにて

『スター』を留めています。

NEXUSVII.のデニムパンツをバックポケットや『スタートート』というバッグのサイド部分にも

採用しているこの『スター』の『一筆書き』でのステッチワークなのですが、

アメリカの国旗の星の部分も、50年代以前の留め方はほぼこの『一筆書き』になっているのも

理由の一つです。

ここだけかなりでモデルの印象も変わってしまうので、アレンジを加える際に特に重視しています。
















表面全体の素材には毛足の短いスウェードを採用。

これは毛足の長いスウェードよりも上品に見え、

コンセプトの『オフィサー』仕様に相応しいという点に加え、

手入れがしやすく発色がより綺麗に見えるのも大きな魅力です。

また様々な『ミリタリー』仕様のアイテムに共通していますが、

ブランドアイコンが目立たないように配慮し、下地と同色または同色同素材などを使用し、

コマーシャル機能を打ち消すべきというルール的にも

『シェブロン&スター』を同色同素材で製作する必要性があり、

その中でも毛足の短いスウェードで製作したサンプルが一番、

仕上がりが綺麗だったのも採用した理由。

















ソールはサンプリングさおーすである40年代のミリタリー事務シューズに合わせ、

ブラックソールを採用。

ヒールには『NEXUSVII.』をミリタリーパッチテープに刺繍し、採用しています。

これもコラボレーションモデルではないと実現できないようなディテールです。















NEXUSVII.


SPECIAL COLLABORATION MODEL

CONVERSE PRO LEATHER

40th. ANNIVERSARY


\25,920-





































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